ポエム
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みゅーじっくはうす
プロペラが回る高い天井と
かき氷のブルーハワイは
沖縄の島を連想させる

ヘリコプターと青い海の距離が
どの位なのか私は知らない

兵士が着ている迷彩模様は
裸になっても付きまとう鎧
魂の色を束ねられても
指で数えた分だけ年を取る

誕生日にケーキは食べましたか?
好きな唄は歌いましたか?

沖縄の音楽を巡る時
私は膨よかな風を感じる

それはたんぽぽが綿毛を飛ばし
辿り着いた場所で根を張るような
命の輪廻を伝える風だ

島唄のメロディが流れる頃
プロペラは止まりかき氷は溶けた

短い夏だったと思いながら
ビーチサンダルをゆらゆらと揺らし
このまま船に乗れたら良いのに

手拍子で閉める海の家の鍵
来年まで誰が預かるだろう?
17/08/09 18:38更新 / ミナト螢



談話室



■作者メッセージ
海の家で想いを馳せた沖縄とは?

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