夜光スケッチ
終電を逃した後の祭りは
音楽が絶えず流れる街で
お揃いのシャツをハッピのように
踊り明かすのは僕等だけだった
カラオケも居酒屋も眩しくて
落ち着ける場所を探していると
劇団が使うシアターホールの
コンクリートの階段に寝そべり
一面に広がるネオンの上に
夜空の連絡網を眺めた
白い糸電話が輝く度に
終わった命を星へと導く
この世とあの世の橋渡しをする
三日月も寂しい色を浮かべる
二人の指輪を宇宙に投げたら
新しい星座が生まれるという
僕等の未来を託す一投目
名前はないけど予約に行こう
大きなカーブを描いた光は
天井の低い街だから見える
音楽が絶えず流れる街で
お揃いのシャツをハッピのように
踊り明かすのは僕等だけだった
カラオケも居酒屋も眩しくて
落ち着ける場所を探していると
劇団が使うシアターホールの
コンクリートの階段に寝そべり
一面に広がるネオンの上に
夜空の連絡網を眺めた
白い糸電話が輝く度に
終わった命を星へと導く
この世とあの世の橋渡しをする
三日月も寂しい色を浮かべる
二人の指輪を宇宙に投げたら
新しい星座が生まれるという
僕等の未来を託す一投目
名前はないけど予約に行こう
大きなカーブを描いた光は
天井の低い街だから見える