ポエム
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向日葵と太陽
しおれた指先はまっすぐに
光の方へと伸びていく
そうして背中は弧を描き
気づけば顔は朝露で濡れていた

暗闇の中じゃ俯くことしかできなくて
無力で情けない私だけど
あなたを見つめたくて背筋を伸ばす
あなたに見つめられたくて前を向く

あなたの前と
あなたのいない私とじゃ
全然違うこと、知らないでしょう

見えなくていい
あなたは青い空だけを
知っている ただそれでいい

私が花弁を散らすまで
あなたの照らす光のそばで
生きていたいと願うこと
神様どうか 許してください
21/05/22 23:34更新 /



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