ポエム
[TOP]
幻の君
今でも、君が名前を呼びかけて
くれたようで、ふと振り返る。

交差点に流されながら、
君の名をつぶやいてみる。

君の代わりなんて欲しくない。

それでも、愛と憎しみは
表裏一体だから、

憎しみに呑み込まれそうに
なっても、

君への想いだけは、真実だから。

君の声を忘れそうになっても、

私は、負けない。

君の幻なんかに私は負けない。


20/10/23 02:00更新 / 美月



談話室



■作者メッセージ
失恋の痛手から、立ち直ろうとする
気持ちを書きました。
閲覧ありがとうございました。

TOP | 感想 | メール登録


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c