名
生を受けたその日より
計らずも言の葉に定められ
その意味を解する事無く
刻を流れてきた
歳を重ねて尚
虚ろに響く言の葉に
何も見出せず
俺はこんなにも俺であるのに
誰かの言の葉に
生涯縛られゆくのだろう
そう諦観していた
あの日君に出逢うまで
俺は俺が誰だって構わない
俺は俺の名なんて知らない
けれど君が
君の呼ぶ声が俺の名を決めるんだ
それ以外に意味なんて無い
意味なんていらない
今日も君の声が聞こえる
俺を呼ぶ君の声が
言の葉に
魂は宿り
俺は俺の名を知る
君の呼ぶ
俺の名を
計らずも言の葉に定められ
その意味を解する事無く
刻を流れてきた
歳を重ねて尚
虚ろに響く言の葉に
何も見出せず
俺はこんなにも俺であるのに
誰かの言の葉に
生涯縛られゆくのだろう
そう諦観していた
あの日君に出逢うまで
俺は俺が誰だって構わない
俺は俺の名なんて知らない
けれど君が
君の呼ぶ声が俺の名を決めるんだ
それ以外に意味なんて無い
意味なんていらない
今日も君の声が聞こえる
俺を呼ぶ君の声が
言の葉に
魂は宿り
俺は俺の名を知る
君の呼ぶ
俺の名を