ポエム
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ののじを描いて
息苦しさ
この息苦しさからはきっと逃れられない
ただリモコンを手にとって室内の温度を無闇に下げるだけだ
だんだん部屋は冷たくなっていき私の体も凍えだす
そうだこの息苦しさは寒さのせいだから、大丈夫大丈夫
私はまだおかしくなんかない

自分を信じられない
考えや感じたことが、正しいのか分からない
善良や良識や正義や成熟と言ったものに憧れているが
行動や発言や言葉がそういったものに属しているのか、判断することができない
しかし他人すらも信じることができない
人が言った言葉が、建前なのか本音なのか、それとも建前に包まれた本音なのか
私が思い付ける事に正解はないのか

19/09/10 10:26更新 / メジロ



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