ポエム
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小春日和の風
海から磯を隔てて、防波堤を越えれば、そこに林がある
鬱蒼と繁った天然の防風林に守られた、今はもう使われていない、保育所
その裏の小道
私の密かな散歩道
誰も見てはないけど、それでも人目を気にしてこそこそと入った
いつもは一人で、ときには友達と、犬と、猫と
少し不気味な道だけど、昼間は木漏れ日が綺麗に映る
緑の絨毯みたいな、低く柔らかな葉の群生が、ふわふわと風に、きらきらと光に揺れる
背ばかり伸びた私の中の、希望がそれとは我ながら
19/03/19 23:58更新 / メジロ



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