ポエム
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きみへ
街が起き出す前の静けさを聴いてる
ゲネがいちばん緊張するなんて嘘
恋に落ちたあの日の気持ちを今も忘れない
フラワーベースなんて気取ってないで過敏でいながら花瓶

珍しく真っ直ぐ帰る僕さきみに伝えたいことたくさんあるけど
こういう時に限って女々しさが顔覗かせて
乾いた喉に貼り付く言葉を飲み込んでる
いちばん大切な『好き』を

冬の海を眺める方が断然好きさ
今じゃペイジェントとかいうイルミネイション
船のてっぺんは何故だかツリーの星みたいに
他の何にも負けない強い輝き
待ちわびた時は残酷に僕に迫るきみの瞳と気持ちを引き連れて

優しいってどういうことかも分からないで生きてる
けれど何となく特別な思いを傾けている
揺れる光はユラユラきみにきっと届けてくれるさ
いちばん言いたい『好き』も

暗い闇を抜けてくくらい強い気持ちでいい
僕は魚になって泳ぎ出す

ダンスするひとしきりあやふやなふたりきり
けど迷いなんてないひたすら

見つめたら照れ隠しテレカはもう昔話
長い髪に触れたら始まる恋物語

まぶたに光るアイメイクの残りのラメ見ながら
うっすらと消えかかる
弱くて小さい僕はまともに見えなくていいから

変わるよ 守るよ
26/01/29 17:32更新 / DR-non

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