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キミにキセキ
きみのキセキを僕は
ここでずっと待ってる
柔らかな日差しを背に 
ちょっとだけカッコつけた
ハイカラなスケジュール帳
これみよがしに手にして
見え透いた話題作りの先には
元町通り
そして予想通りの
お約束かき氷

瞼にも落ちてくる
強い日差しのエネルギー
まじまじと覗いたそのグラスに
透き通る虹色とりどりの
肩に掛けた斜めのマンハッタン
新品だからか
プレゼントだからなのか
やたらと汚れるの気にした
あの日

夕闇にストンと馴染むジープ
あと少しで
カウントダウンな気持ちを
逆に数えて
10秒間 存在感
やがて来る行き交う
街に溢れる感情
トータルに言えばきっと
みんなが同じ答え
最上級さぁ胸はって
空にかかと鳴らそう
きみはもう普通じゃなく
特別でもなくて

たったひとつのキセキ
その胸に抱いて
恋心秘めて
更に手を変えて
魔法の言葉で
僕をもっともっと
引き寄せて欲しい
定まらない風向き
逆らわず受ける
それでまた笑う
手を合わせ誓う

今風が変わったの
なんとなく分かったから
斜めに見上げる空の隙間に
宇宙からのヒカリ
大それた話じゃないさ
ついて来たらきっと
腑に落ちる
優しさのかたまり
キラキラになぞらえて
ここから飛び立つ
未来のために

行こう
22/02/05 18:58更新 / DR-non



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