ポエム
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流行りになんかのらないくせして
遊び疲れて投げ出す
砂の上のスニーカー
やるせなくなる程に
遠くに浮かんで響くはトンビ
島のてっぺん
いつかふたりで息を切らし
駆け上がった
僕らはそして
目の当たりに夕日見上げて
地球を実感したんだ

ちょっとだけ躊躇した
耳なりのようなハミング
手を伸ばすにも
届きようのない星を
この手で掴むように

間違ってない 間違ってない
ひたすら歩もう
きみは 今も昔もマッシュでスカッシュさ
呆れるくらい
飛び出して 飛び出して
びっくり箱じゃないけど
このドキドキは
滅多にないよ
久しぶりだよ
もしかして最初で最後の日曜日
片想いが終わりになる日曜日
煌めく砂は 希望の証
艶めく緑 ひとりはもう終わり
少し側に寄ってもいいかな
そんな嘘をつきながら
夕暮れを見送るつもりで
急接近な内緒の時
どこかで気にしていたのは
インスタ映え
流行りは嫌いと嘆いたくせに
然り気無くきみは ロング
人見知りな ただのソング
余裕を見せたらもう 負けさ



21/06/29 17:49更新 / DR-non



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