悔しいけど
眼鏡越しの空 見上げたら
自然に深呼吸な気分になって
かつての過ちなどどこか遠くへ
置いてきたかのようだ
アルファベットの25文字なんかより
容易い感情にそれ乗せて
悲しい気持ちを 隠している
雨上がりの僕
更に加速する 加速していく
痛い気持ち 空に響いた微かな声を
今 何と呼ぼうか
恋する気持ち
きみに恋する気持ち
檸檬よりかは酸味が強め
けれども葡萄程の甘さはないらしい
声にならない微かな日々を
叩く雨のように強く ただ強く
ブルースのような
カッコつけたまんまの 幼さ惨めに思えた
靴を振り返る雨の雫は
そんな僕を許すのか
そんな僕を知らないのか
鍵盤に頬寄せても聴こえない
あの日確かに響いた
連弾の音色が
赤い背表紙は色褪せたまま
僕の人生をともに歩む
硝子細工のような繊細さと
儚さと強さを手にしている
自然に深呼吸な気分になって
かつての過ちなどどこか遠くへ
置いてきたかのようだ
アルファベットの25文字なんかより
容易い感情にそれ乗せて
悲しい気持ちを 隠している
雨上がりの僕
更に加速する 加速していく
痛い気持ち 空に響いた微かな声を
今 何と呼ぼうか
恋する気持ち
きみに恋する気持ち
檸檬よりかは酸味が強め
けれども葡萄程の甘さはないらしい
声にならない微かな日々を
叩く雨のように強く ただ強く
ブルースのような
カッコつけたまんまの 幼さ惨めに思えた
靴を振り返る雨の雫は
そんな僕を許すのか
そんな僕を知らないのか
鍵盤に頬寄せても聴こえない
あの日確かに響いた
連弾の音色が
赤い背表紙は色褪せたまま
僕の人生をともに歩む
硝子細工のような繊細さと
儚さと強さを手にしている