今も思い出すよ
楽し過ぎたあの日々を
輝いていたみんなの笑顔を
あなたの優しい横顔を
平凡な毎日に彩りをくれた日々
次の約束に胸を踊らせていた日々
生き甲斐とさえ感じていた日々が
一瞬にして真逆な思い出に
変わってしまった

それでも思い出すんだ
自分の意志や時間とは無関係に
楽し過ぎたあの日々が
まぶしいみんなの笑顔が
大好きだったあの人が
思い出す度に
胸が締め付けられて苦しいんだよ

ただ
どうしようも無くどうにも出来ずに
重たいため息に包んでは
定位置に戻りまた……………
の繰り返し
消えてしまえばいいのに
思い出さなければいいのに
そう願いながら
持て余す眠れぬ夜を
この先どれくらい過ごすのだろう


それでも
それでも
いつかは素敵な思い出に変わる日を
また一緒に笑い合える日が来る事を
明日への希望にして行かないと
負けてしまいそう

一人になる選択を決意したのは
自分自身だから
どんなに苦いカプチーノだって
飲むんだ

■作者メッセージ
お久しぶりです(#^_^#)