風花
歌姫に恋をした。時には僕も詩人…
風花(かざはな、かざばな)は、晴天時に雪が風に舞うようにちらちらと降ること。あるいは山などに降り積もった雪が風によって飛ばされ、小雪がちらつく現象のことをいう。
1 風に乗って
夏が終わって 秋でもないのに
君は 風に乗って あらわれた
いたずら好きの
少女のように
2 風になびく
君はいつも新しい人になって現れるね
短く切った 髪がた
風になびく ワンピース
真っ赤な ルージュ
風になびく ロングヘアー
でも 僕には昔の君
変わっていない
いたずら好きの 君のまんまが好きだ
3 とまどい
ひとひらの花びらが
風に舞うように
君はあらわれた
戸惑った ぼく
君の歌は セクシーで 綺麗
そしてせつない
秋の葉が 風に舞うように
去らないで おくれ
4 別れ
別れ
靴音だけ残して
記憶の中に消えていく
寂しい背中
去ってゆくんだね
コーヒーも飲まず
こんな寒い夜
北風が窓をたたく
今はきみのこころ
ひきとめられない
星も見えない夜
エンジンの音が
別れの言葉
5 そばにいたのに
こんな風が強い夜は
心細いと ふるえていたのに
背を向けて窓の外を見ていた
僕がそばにいているから大丈夫って
抱きしめもしなかった
四つの季節を
ずっと一緒にいたいと言ったのに
白黒つけたい 僕の心は急いで
君を おいてけぼり
こんなに風が強い夜は
なぜか君を思い出す
そんな僕を
君はきっと笑うよね
今度こそ急がずに
君の心を大事にするし
昔の街まで会いにいく
僕は本当は 孤独じゃなかった
6 Are you ready?
むずかしいこと 考えず
流れる時間に鍵をかけ
凍えきった 涙ぬぐって
新しい扉を開く
Are you ready?
僕は暫く戸惑ったけど
Yes, I am.
7 夜空
東京の夜空を
散歩するように
僕の心の中を
歩いた君
少しだけ目を閉じていて
明日は一緒に笑おうね
と言ったのに
スカイツリーも
東京タワーも
またいで 君は消えた
8 歩いて帰ろう
歩いて 帰ろう
君と僕がいた町に
懐かしい 人たちがいた町に
見てごらん
秋のはじめの最後の夏に
架かった 空の虹
9 Love letter
きみの詩を 全部書き写したよ
きみがまた いなくなっても
きみの心 なくさないように
きみが好きだから 詩が好きなのか
きみの詩が好きだから きみが好きなのか
もうどうでもいいこと きみが好き
きみは少年 はるか昔の僕のよう
きみは少女 はるか昔好きだった
きみは娘 はるか昔恋いをした
きみの顔は くるくると変わる
少年、少女、娘、・・・
時には天使 時には性悪女
きみの詩そのままに
このラブレターが届いたら
燃やさないでおくれ
僕は火炙りは嫌いだよ
細かくちぎって 夏の海風に
飛ばしておくれ
僕は風の花になって
旅をする
きみがすき
10 サヨナラ
秋が終わらないというのに
サヨナラも言わず
去っていった きみ
今年の冬は
白い粉雪のように
静かに そっと
あなたの心に
降りつもる
と歌ってくれたのに
サヨナラ 風の花
風花(かざはな、かざばな)は、晴天時に雪が風に舞うようにちらちらと降ること。あるいは山などに降り積もった雪が風によって飛ばされ、小雪がちらつく現象のことをいう。
1 風に乗って
夏が終わって 秋でもないのに
君は 風に乗って あらわれた
いたずら好きの
少女のように
2 風になびく
君はいつも新しい人になって現れるね
短く切った 髪がた
風になびく ワンピース
真っ赤な ルージュ
風になびく ロングヘアー
でも 僕には昔の君
変わっていない
いたずら好きの 君のまんまが好きだ
3 とまどい
ひとひらの花びらが
風に舞うように
君はあらわれた
戸惑った ぼく
君の歌は セクシーで 綺麗
そしてせつない
秋の葉が 風に舞うように
去らないで おくれ
4 別れ
別れ
靴音だけ残して
記憶の中に消えていく
寂しい背中
去ってゆくんだね
コーヒーも飲まず
こんな寒い夜
北風が窓をたたく
今はきみのこころ
ひきとめられない
星も見えない夜
エンジンの音が
別れの言葉
5 そばにいたのに
こんな風が強い夜は
心細いと ふるえていたのに
背を向けて窓の外を見ていた
僕がそばにいているから大丈夫って
抱きしめもしなかった
四つの季節を
ずっと一緒にいたいと言ったのに
白黒つけたい 僕の心は急いで
君を おいてけぼり
こんなに風が強い夜は
なぜか君を思い出す
そんな僕を
君はきっと笑うよね
今度こそ急がずに
君の心を大事にするし
昔の街まで会いにいく
僕は本当は 孤独じゃなかった
6 Are you ready?
むずかしいこと 考えず
流れる時間に鍵をかけ
凍えきった 涙ぬぐって
新しい扉を開く
Are you ready?
僕は暫く戸惑ったけど
Yes, I am.
7 夜空
東京の夜空を
散歩するように
僕の心の中を
歩いた君
少しだけ目を閉じていて
明日は一緒に笑おうね
と言ったのに
スカイツリーも
東京タワーも
またいで 君は消えた
8 歩いて帰ろう
歩いて 帰ろう
君と僕がいた町に
懐かしい 人たちがいた町に
見てごらん
秋のはじめの最後の夏に
架かった 空の虹
9 Love letter
きみの詩を 全部書き写したよ
きみがまた いなくなっても
きみの心 なくさないように
きみが好きだから 詩が好きなのか
きみの詩が好きだから きみが好きなのか
もうどうでもいいこと きみが好き
きみは少年 はるか昔の僕のよう
きみは少女 はるか昔好きだった
きみは娘 はるか昔恋いをした
きみの顔は くるくると変わる
少年、少女、娘、・・・
時には天使 時には性悪女
きみの詩そのままに
このラブレターが届いたら
燃やさないでおくれ
僕は火炙りは嫌いだよ
細かくちぎって 夏の海風に
飛ばしておくれ
僕は風の花になって
旅をする
きみがすき
10 サヨナラ
秋が終わらないというのに
サヨナラも言わず
去っていった きみ
今年の冬は
白い粉雪のように
静かに そっと
あなたの心に
降りつもる
と歌ってくれたのに
サヨナラ 風の花