朝の珈琲タイム
ゆったり　過ごしていたら
お気に入りのカップに
ひびを見つけた　

ずっと愛用してた
可愛いカップが

ショックを隠せない

近くで
ふと　声がした（ようなきが）

心砕けたら
後々まで　ひびくから

こころの代わりに
カップがひび割れたのよ

そんな風に
きこえた

そういえば！

こころの傷に
思い当たることが確かに
あった

もう一度
しっかりと
カップを手に取り

感謝を伝える

朝の忙しない中を
ホット珈琲が
寛ぎをくれた

大切な時間を共に過ごした
私のカップ

マグカップに
ありがとう

■作者メッセージ


かたちあるものは
いずれ壊れる。
そんな言葉を思い出します。