アキメキ
翠いろした
臼明けの街並み
翡翠みたいな
悲しみを 飼いならす
指先から伝わる
いのちの雫
儚くもあり
また、逞しくもある
小さい秋が
そこここに
誰かが
落とした 秋枯れ色の
ハンカチが
公園の
ベンチの上で
微かに揺れている
虫たちの声は
すっかり
選手交代
小鳥の囀り
まるで
お喋りしてるみたい
朝のひかりの
カーテンを
浴びて
大きく深呼吸
穏やかな一日を
願う
臼明けの街並み
翡翠みたいな
悲しみを 飼いならす
指先から伝わる
いのちの雫
儚くもあり
また、逞しくもある
小さい秋が
そこここに
誰かが
落とした 秋枯れ色の
ハンカチが
公園の
ベンチの上で
微かに揺れている
虫たちの声は
すっかり
選手交代
小鳥の囀り
まるで
お喋りしてるみたい
朝のひかりの
カーテンを
浴びて
大きく深呼吸
穏やかな一日を
願う