回想
凍えて出かけた先で
そっと出してくれる
あたたかな一杯の珈琲が
嬉しく感じるときがある
冷たくなった手指を
カップであたためて
ほうっと 一息
寛ぎの時間は
やっぱり大切。
そんな冬を越えて
春をからだに浴びる
ねぼけまなこで
そよそよやさしい風が
頬を撫でてゆく
路線バスが忙しそうに
走り出す
土筆が すくすくのびだす
土手沿いには 黄色い絨毯
見るも鮮やかな
美しい花が 咲いて
さらさら 小川を小舟がゆく。。
25/03/03 07:51更新 / まさ
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