やさしい錯覚
この世界は
まるで おわりなど来ないかのような
錯覚をおぼえる
限りなく高い
大空を 悠々と大鷹がゆく
限りなど感じられない
終わることなど
おわりを知るから
尚更大切にする
終わることを
また
はじまりと名付ける
なにかのおわりは
新たなるなにかの
始まりだよと
産声をあげる
まるで おわりなど来ないかのような
錯覚をおぼえる
限りなく高い
大空を 悠々と大鷹がゆく
限りなど感じられない
終わることなど
おわりを知るから
尚更大切にする
終わることを
また
はじまりと名付ける
なにかのおわりは
新たなるなにかの
始まりだよと
産声をあげる