コントロール出来ないあたしの心
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患者さんの心にちゃんと寄り添ってくれる先生が良いですよね。 私が尊敬する臨床心理学の先生に河合隼雄という方がおられるのですが 先生はこんなことをおっしゃっていました。 「当時の私は患者さんの状態をより良い方向へ導こうとばかり考えていましたが、ある日患者さんに言われて目が覚めたのです。『先生。私はここに病気を治療しに来たのではないんです。ここに来るためにここに来たのです。』と。」 私はその話をきいてはっとさせられました。 その患者さんはただ先生とお話をしたかっただけなのではないかって。 薬や治療法などで積極的に病気を治療しなくても、結果的に快方に向かうこともあるのではないかって。 先生はそれ以来患者さんを治そうとするのをやめたそうです。 ひたすら何もしない。ただ話を聞くだけで助言も何もしないことに全力を注ぐようになったそうです。 みずいろ 19/09/23 00:57
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