小雪舞い散る静寂な森の中
私はあなたの腕に手を絡め
新雪の感触を楽しむように
踏みしめながら
二人の足跡を残し歩きます

私は白い息を吐きながら
あなたのコートのポケットに
そ〜と 手を忍ばせると
優しく微笑みながら握ってくれた
あなたの手の温もりに 心が癒されます

私は湖面に映る雪景色に
見とれながら
空から降りしきる粉雪を
両手ですくった重さだけ
幸せをくださいって 祈りました

そ〜と　心のなかで

■作者メッセージ
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上記アドレスに「恋詩綴り」というタイトルで「詩集」を纏めましたので、
よかったら覗いてください。