ポエム
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初恋
隣にいたら安心して。
なんでも話できるような気がして。
離れる時ちょっとだけ悲しくなった。
また会えるのにも関わらず。

これが初恋だった。

いつか君の隣は私じゃなくなった。
なんでも話せる相手ではなくなってしまった。
「離れる」なんて会わないとできないことだと知った。
会えたことが自分の中でどれだけ幸せなことかと気づいた。

これが初恋だった。

淡くて薄い。言われなければわからないような。
それでもこれが初恋だった。
23/06/15 23:59更新 / マカダミアナッツ



談話室



■作者メッセージ
初恋は覚えていないのに少し切ないような気がしてならないですよね。

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