夢
いつしか大人になったらこの思い出も消えるのでしょうか。
あなたの声や顔、照れてるときに目を逸らす癖さえ。
いつしか大人になったらこの思い出も忘れるのでしょうか。
あなたの大きな手やその感触、おひさまのような匂いだって。
終わらないで欲しい。時間だけがすぎていった。
着ていた制服はスーツになって。上履きもパンプスになった。
ショートカットだった髪もロングで束ねるようになった。
もう大人になった。
振り返れば美化された「青春」だけが手元にある。
思い出は消えたのでしょうか。
そっと風が通り過ぎる。
涼しい風は暑い夏に終わりを告げていた。
あなたの声や顔、照れてるときに目を逸らす癖さえ。
いつしか大人になったらこの思い出も忘れるのでしょうか。
あなたの大きな手やその感触、おひさまのような匂いだって。
終わらないで欲しい。時間だけがすぎていった。
着ていた制服はスーツになって。上履きもパンプスになった。
ショートカットだった髪もロングで束ねるようになった。
もう大人になった。
振り返れば美化された「青春」だけが手元にある。
思い出は消えたのでしょうか。
そっと風が通り過ぎる。
涼しい風は暑い夏に終わりを告げていた。