ポエム
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美術館での出会い
繁華街を描いたその絵は

あまりの美しさに

人々の足を止めた

雨の夜

霧がかった繁華街

濡れたアスファルト

煌めきを反射する

現実の建物が霧で霞むのと対照に

一層華やかさを増す水面の光

一見華やかに見える繁華街も

霧のような見えない闇を抱えて

濡れたアスファルトが映すように

煌めきは幻想に過ぎないのだと

どこか僕に訴えるのだった
21/10/19 20:15更新 / かごめ



談話室



■作者メッセージ
実際には、この詩のような意図は込めれていないと思います。
ただ絵を見て僕はそのように感じました。

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