ドライブスルーをしたときは

姉と私がソフトドリンクで

母がカフェオレだった

いつも母から一口もらって

普段飲まない苦味に

大人の背伸びをした気がして

ほんのりミルクが

優しい甘味で心地よかった

私にとってのカフェオレは

大人の味であり母の思い出

生きていくことは

色んな情景と物事に

エピソードが刻まれていくことだと思う

カフェオレを飲むたびに

幼き日の母との思い出が蘇る