ポエム
[TOP]
僕らのような兄妹
犬と猫のようなふたり
僕はよく犬にた喩えられ
君は猫に喩えられていたね

そんな兄と妹のうた

もしまかりまちがったとしても
僕のような人に
ならないように

君の体に流れている
父と母のこころを信じて行きなさい

よくも悪くも
血がつながっている
わけでして

僕と同じ失敗を
ただ黙って見ています訳でして

僕のことをヤユする声が聞こえてきても
君のこと守るため
今日もまた僕は荷物を運ぶ
やがて 空が

朝霧といっしょに朝焼けに染まり
僕たちは未来ごと
「明日は良くなるだろう」と
思って眠る

犬と猫のようなふたりは
仲良くはならないかもしれないけど

もしまた僕の声を聞きたいなら
あの街の喫茶店へ行こう
でも 君のおごりで でも ただのコーヒー
22/01/03 01:05更新 / まさとし



談話室



TOP | 感想 | メール登録


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c