渇いた命で駆け抜けたら
雑草達に両脚吊られて
噴水と屋台のにおい
トンネルか虹みたいな
洗濯物達を潜って
それから好きになって
あの意気地を生贄にした
ただここからが君
まだお姉ちゃんの椅子の冷んやり感
こんだけの制服を合わせて
燃やせば新しい看板が作れるだろうか
船虫の秘密基地
明日の素敵のレストラン
煙草を歌うのは
しばらくディレイした太陽
大好きだから
涙に添って微笑みを描き下す
お墓に咲くポッキー達
距離を置いて歩いた
盲目の花火の真下
潮風と撫で合わさる額
キスはしない
貴方の憂鬱