素面
細まる木漏れ日の塵に
何度か戸惑って素面になった
無駄に過ごしたとばかりの
日々の揺らぎで途方に暮れる
こんな惨めの形を
誰かで比べてるなら
私を笑ってみて
私は頭がゆっくりだから
僕は下を向き歩いて
反対に向かっていた
辺りを見ても灯りも
通りすがるタクシーもない
花壇の下に埋めた
君の帽子を掘り起こし
俺は今生きてるからって
新しい言葉を使いたい
誰かと見た凪の滑り台で
体は砂袋みたい
湖の近くのアパートは
子供達が幹線道路
天使のピアノは意地悪で
ピルの駆け引きを笑う
辺りはヤクザか幽霊で
子守唄を音符で切売り
花壇の下に埋めた
あの予報が指剥離
天井を見上げたまま
今見つめる人を探る
何度か戸惑って素面になった
無駄に過ごしたとばかりの
日々の揺らぎで途方に暮れる
こんな惨めの形を
誰かで比べてるなら
私を笑ってみて
私は頭がゆっくりだから
僕は下を向き歩いて
反対に向かっていた
辺りを見ても灯りも
通りすがるタクシーもない
花壇の下に埋めた
君の帽子を掘り起こし
俺は今生きてるからって
新しい言葉を使いたい
誰かと見た凪の滑り台で
体は砂袋みたい
湖の近くのアパートは
子供達が幹線道路
天使のピアノは意地悪で
ピルの駆け引きを笑う
辺りはヤクザか幽霊で
子守唄を音符で切売り
花壇の下に埋めた
あの予報が指剥離
天井を見上げたまま
今見つめる人を探る