ポエム
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わたしのあと
こんなに太陽が射すのなら
反対に歩く二人も別に卓球の様でも無く
ただ内側だけ少し熱っぽい
多分バスが来るまでだけど

だから二人は太陽を財布の隙に隠し
世界は当然、回転するのを知る
勿体振るつもりなんて毛頭ないが
タクシーにするべきなのかも知れない

一歩進んで後退り
髪を掻き上げ深い頷き
また振り向いて溜息に苦笑い
幸せになりたいね

もう終わりやもんね

詰め込めるだけ一度の荷物で
足枷にサインする二人の証拠も程無く
全然大丈夫なのよ
心配も今は雀の親子程

ガードレールに腰掛け
彼女は草に火を付ける
世界の何処を探しても
こんな私は私しかいないのに…

一歩進んで後退り
髪を掻き上げ深い頷き
また微笑んで道を見てる
爪を気にしてるみたいに

もう終わりやもんね

もう終わりやもんね…
23/05/21 21:06更新 / loud daisy



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