小ちゃなメロディーも
この両手では足りなくて
木漏れ日からは薄っすら
クランベリーの微笑み

爆弾が僕らを繋いでるけど
糸に触れるのは何故か怖く無い
君の愛の危険さなんて
僕には鼻先を触れる微風みたいなもんだよ

僕らは息を止めてみて
毒薬のラベルを剥がした
ガリガリになる程心音が近くなる
一欠片の痛みも残さず
君から僕へ
僕から君へ

少年みたいにむず痒い
頭にドーナツを乗せてみて
鏡が秘密を隠したがってる
気持ち悪いのにありがとうなんだよ

もっとシャンデリアになって
どうしようもない
身の上話でも語り尽くそう
悲惨な方が可笑しくなれる
案外何だって
美しいんだし

楽しくて仕方ない
絶望をレジャーに変えるくらいの
強烈な共感なんだ
歪さには感謝しかない
この世界が僕らの物だと
気付かせてくれたしね

もっともっと息を止めて
天国は僕らのステッカーだらけ
君を抱きしめて電話をかける
さよならクソ野郎
君と僕から
僕と君から