幾千折って疲れ果てたのね
浮かれ顔の浮腫み
ソファーの揺らぎ
あなたの仕事っ何？
何処に向かうロープの上？
ここまで冷えた関係だから
橋の袂で寝転べるもの
街灯は交互にコートを羽織る
聖書を燃やし活きる暖を取る
食べ物には執着はない
春の計画の内に年老いる
貴方はピアノを引きずって
帽子屋の店主を眺める
ユウキあなたは私の舟に乗りなさい
白黒の投石止まぬ教室
子守の終わりと白鷺の絹渡し
産んだ機械は砂丘の流れ身
子供をずっと見ていたい
仕事は遠い場所に来る
幾つか得した理知遅れもある
ユウキこんな貴方でごめんね
口付けるのが怖かった
ユウキ決まりを下したのは
僕の選んだ粗末な安楽でしま
ユウキ貴方は歩いてた
諦めさえシャチの戯れに塩擦り
ユウキ中卒で引き籠り
ユウキ化け物しか見えない
貴方の部屋は外道の溜り場
ばあちゃんの怒鳴り声と
屋根から捨てた物ものモノ
初めての女はブスだった
仲間内じゃ笑いの種の根も歯も浮かぬ
シーツの臭いで裏返る
ユウキ白光灯は電話ボックスまでの
もう少し…
14で友達と同居しました
俺は貧困著しいバーターです
奴の親父はタイに居ます