ポエム
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プロット
一晩かけて落ちた恋の眩暈を混ぜて吐息
舐める雨垂れの七色で砂も黙る様
覚えたばかりの機械細工は天使の気紛れ
だって今日だってその端くれで踊り明かすから

本当を言うと野晒しのウイスキー
だから分けるのはいつも昼うたた寝の枕
一粒の夢から水溜りに足を取られるよ
手のひらだけ捲り微睡に透かして

風邪を移して、テレビぼやけて
ずっと千鳥足、あなたが好き
おまえは斜め見上げる
窓の吸い込む真綿が絡む

あの映画の最後は黒と飛行機のシルエットで
ただ花火の織りなす影に足踏みを合わせた
もう優しくないよ?片目は止まった
そんな匂い一つ一つに罪が隠れて来たんだ

解いてしまえば毛並みも虚ろ
自惚れを結んだ小指の一手間
水色の娼婦は朝まで膝を抱く
可笑しくて躓くよ、君が逆立ちしてる

薬はもう効かないし、ただ依存を食べる暇
並ぶ背中にもう、ただの好き
お前は一ひらり金に浮く
窓枠にひょんな胸を預けて
22/10/13 00:21更新 / loud daisy



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