太陽色の服
いつも君の仕種に夢中の僕は
君を表現する事で
歩ける様な気がしてた
君が脱いだ太陽色の服が
風や砂と遊ぶのをそっと見つめながら
振り向く君に息が止まった
いつも君の乳房に甘える奴らは
君に擦り付けた罪の一つ一つを
卑猥な笑い話にした
君の縛られて薄皮を裂く両手が
大きな羽になり広がる様に僕が描く
白い凪の病室で
いつも君の美しさに憧れる僕は
君の世界をこのガラクタの体で
一緒に駆けたかった
君がくれた本当の僕でいられた日々は
どんなに残酷な子供の痣よりも純粋に
僕を縁取っていた
君を表現する事で
歩ける様な気がしてた
君が脱いだ太陽色の服が
風や砂と遊ぶのをそっと見つめながら
振り向く君に息が止まった
いつも君の乳房に甘える奴らは
君に擦り付けた罪の一つ一つを
卑猥な笑い話にした
君の縛られて薄皮を裂く両手が
大きな羽になり広がる様に僕が描く
白い凪の病室で
いつも君の美しさに憧れる僕は
君の世界をこのガラクタの体で
一緒に駆けたかった
君がくれた本当の僕でいられた日々は
どんなに残酷な子供の痣よりも純粋に
僕を縁取っていた