私達はかたまり　ちっぽけなかたまり
「にんげん」
の四文字で表せるかたまり
ただし同じではない
私は個性を持っているし
あなたも　君も　あの人も　どんな人も
持っている
誰にも否定できない個性を

個性はぶつかりあうから
誰だって　間違えることが　ある
その時は　そっと反省すればいい
ひとりぼっちで反省会は辛いかもしれない
でも
乗り越えなくちゃ　次には進めない
そう思って　がんばれるのが「にんげん」の良い所
なんだかスッキリして　朝が待ち遠しくなって
幸せを痛感した　明日も明後日も　その先も
幸せに生きたい。



朝に　なった？


グサッ

あれ

グサッ

あれれ

ながい時間が経って
いつの間にか　真っ黒な文字が
瞳を貫いていた
記憶に焼き付く　こびりつく
一生拭えないどろどろの言葉
努力したよ　がんばったよ　全部無駄だった？
あ、そっか。


さようなら。

■作者メッセージ
この言葉を打つ今も、人間に対する恐怖で手が震える。誹謗中傷は絶対にいけない、これが理解しきれている人間は一体どれほどいるのでしょう。他人事に見えても、少したりとも他人事ではない。