見えなくもない。
疲れた 溜息をついて
教室の窓から 暗くなった外を眺める
一番に立ってるから 当然のこと
そうやって無理やり自分に押し付けて
知らんぷりは続く
明日からもまた
朝早くて 帰りは延びて
休む暇なんてないだろうと 思いながら
教室を出た
雨がふる 曇り空を眺める
傘はあいにく
たいして仲良くもないあの子に貸しちゃって
どうしたものかと 小さくくしゃみ
ドアの開く音 驚いて声が出る
びしょ濡れの君 片手には傘
自分の分は忘れたことに 気づいて君は笑う
本当にバカな奴 つられて私も笑う
二人一つの傘 帰り道
いつもは格好悪いけれどね
今日だけは 君が
ヒーローに見えなくもない。
教室の窓から 暗くなった外を眺める
一番に立ってるから 当然のこと
そうやって無理やり自分に押し付けて
知らんぷりは続く
明日からもまた
朝早くて 帰りは延びて
休む暇なんてないだろうと 思いながら
教室を出た
雨がふる 曇り空を眺める
傘はあいにく
たいして仲良くもないあの子に貸しちゃって
どうしたものかと 小さくくしゃみ
ドアの開く音 驚いて声が出る
びしょ濡れの君 片手には傘
自分の分は忘れたことに 気づいて君は笑う
本当にバカな奴 つられて私も笑う
二人一つの傘 帰り道
いつもは格好悪いけれどね
今日だけは 君が
ヒーローに見えなくもない。