この広い　狭い　世界に
降り立った意味を　忘れちゃいけない。

振り返ると　遠くのほうに　廃れた看板が一つ
“孤独”への路だけど僕はまた　前を向く

一歩一歩歩く度に　暇してて
何もない　人生だとしみじみ

一秒一秒経つ度に　明日が愛しくて
何かありますように　奇跡よ起これと願う

人に植えつく仲間意識なんて
肯定してたら　いつまでも子供のまま

大人だってかみ合わないことばかりだろ
僕らがかみ合うはずないんだよ

でもとにかく　今
ここに　降り立つ意味は　意味だけは
忘れちゃいけないんだよ。

■作者メッセージ
孤独に立ち向かう獣たちへ。