ポエム
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紙の指輪
カラオケに行くと決まって僕はビ−ル 
決まって君はコ−ラ 
歌う事が好きな君を よく僕はカラオケに
連れて行ったね 
 
「曲数も多いし人も少ないから あそこに連れてって・・・」 

君がそう言うから2度目の
カラオケボックス 
実は僕はあまり気が進まなかったんだ 
 
なぜなら 
僕達初めてあそこに行った次の日 
大喧嘩したんだもの・・・ 
 
でもだから今度は喧嘩しないよう 
君が使ったストロ−の袋で指輪を作ったよ 
 
破れませんように・・・ 
壊れませんように・・・ 
この恋が いつまでも続きますように・・・ 
祈りをこめて作ったよ 
 
指に入れようとした僕に 君は少しはにかんで 
僕もかなり照れて 
サイズも少し合わなかったけれど 
でも君はその日はず〜っとつけてくれてた 
 
あれから時は流れたけれど 今でも持ってくれてますか? 
僕が作った紙の指輪 
想いのこもった紙の指輪 
 
もう二度と
誰にも作る事はないでしょう 
 
紙の指輪・・・
24/09/19 17:05更新 / 蜃気楼



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