君と別れて9か月　別に気まずくなったわけじゃないけど
あの頃より　少し可愛くなった君が
よこした短い手紙

あの日あの時のままの文字が　妙に懐かしく想え
別に泣いてるわけじゃないけど
手紙の文字がにじむ

「卒業したら　やっぱり東京ですか?」
それだけの言葉だったけど
あの頃と同じ君の優しさが　痛いほど僕にはわかるよ

もう一度やりなおしてみよう　きっとうまくやれるさ
そんな事をふと思っていた　言い出せる勇気もないのに…


夏の終わりに僕らは出逢って　それから時は流れたけど
君の明るい笑顔は今でも　変わりはしないね

僕はといえば変りもないけど　少し寂しがり屋になったかな
だけど心配はいらないよ　もう僕も大人なんだから

世の中やっぱり男と女だから　いい恋愛をしてほしいと思う
そして君だけはいつまでも　幸せでいてほしい

君への返事書いてみても　うまく言葉に綴れない
可愛い便箋使ってみた　渡せる勇気もないのに…