ポエム
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愛してます。
君の笑顔が好きだった。

くしゃっと笑うその顔が好きだった。

少し癖の強い笑い方もなんだか好きで。

好きなところなんてあげたらきりがないくらいだった。

貴方のことを忘れられない。

あんなに好きだったのに、
今度は私が好きになりきれなかった。

なのに忘れられない。

忘れたいのに、忘れられない君の癖。
私に、染み込んでいて。
今も隙があると唇を触る癖が残っている。

君を無意識に探して、目が合って、嬉しいような。

君とは出席番号が近いから。

クラスは違うけど、集会で並ぶのは、今日も隣。

数カ月か前まではそれだけで嬉しくて。

あんなに好きだったのに。
あの時好きになりきれなかった自分が馬鹿みたい。

あぁ、あのまま。

付き合っとけばよかったのにな。

笑顔、声、性格、顔、

全部が好きで、好きで、好きでたまらなくて、

こんな人、好きになれるんだって思った。

好きじゃなくなったって思ってた。

今は、君の笑顔が好きだから。

思ってないけど、私以外で幸せになって。

君以上に、私が人を好きになることはないと思うから。
25/09/17 21:11更新 / 夏輝

■作者メッセージ
中学一年生のころから約二年間、
ずっと交際していた同級生の男の子のことを綴りました。
4回程、別れては付き合ってを繰り返してましたが、
本当に大好きで、大好きだったのですが、
最後付き合ったときに、私が他の人に一目惚れをして、
初めて私からお別れを告げました。
少し後悔して、未だ引きずっています。
この間やっとトーク履歴を泣きながら消しました。
日記を見返して、初めて告白したときのことを思い出しました。
こんなに熱しやすく冷めやすい私を、一途にしてくれたのは彼だけ、
これからも彼だけだと思います。

忘れられない恋、ありますか?

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