墓前にて
血がこぼれる。
さっきまでわたしのものだったのに、
まるでそれを後悔するみたいに、
ドロドロとながれる濁りになる。
けれどその悲しみをなかったことに、
できないって気づいて泣く、
それでもやはり傷ついて無く、
床に落ちて転がって、
キラキラとかがやく宝石になった。
世界はだれにもやさしくなんてないから、
きみだけはわたしにやさしくしてほしい、
そしてその代償として、
朽ちる前のやわらかい土の中で、
わたしだけにきみをあいさせてくれ。
さっきまでわたしのものだったのに、
まるでそれを後悔するみたいに、
ドロドロとながれる濁りになる。
けれどその悲しみをなかったことに、
できないって気づいて泣く、
それでもやはり傷ついて無く、
床に落ちて転がって、
キラキラとかがやく宝石になった。
世界はだれにもやさしくなんてないから、
きみだけはわたしにやさしくしてほしい、
そしてその代償として、
朽ちる前のやわらかい土の中で、
わたしだけにきみをあいさせてくれ。