ポエム
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どうか、ひのもとへ。
悲しむ暇を捨てるほど人を貶すのに忙しいなら、それはもう生き物じゃないのかもしれない。知らないことが多すぎる。信じる気持ちは少なすぎる。わたしたちは他人同士、肩が触れただけで謝るような世界で、手を取り合うことは難しいよ。たくさんの死が目の前に降ってくる、これが星ならよかったね。受け止める勇気も突き放す弱さも持てず、わたしはできないけれどお前はやれよって、言っている。偽善で動く世の中を、非難する資格がお前にあるのか、もちろんわたしにあるわけがない。かみさまから貰った素敵なものを、ドブに捨てる気分はどうですか?愛より金が大事なことはみんながちゃんと知っている。それでも金より大事なものがあるって、言える人のやさしさを、笑っていい奴なんていない。今見つかるきれいなものは、お前の目から出るそれだけだ。きらきら。顔も知らない他人のことを、想えなくてごめんなさい。誰かじゃなくて、お前だけは、無事でいて。
20/04/16 13:33更新 / 暮月



談話室



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はるがおわる。

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