あいらぶわたし
地球が、それ以外の名もない小さなほしと、ぶつかって、亡くなるゆめをみた。首が痒い、虫に刺された?爪も伸びすぎている。目をとじる瞬間、一瞥できる睫毛が愛おしくて、このまま目蓋がくっつかなければいいのにと思う。時々、呼吸の仕方を忘れたり、まばたきの原理に悩まされる、そんな人がぼくだけじゃないって知ってる。特別ってことだよ。あなたも、ぼくも、自分にとって自分って、とくべつ。あたりまえなのにどうして非難されるの?僕があなたをきらいでも、あなたはあなたを好きでいてあげられる。それはすっごく美しい、どんなものにも勝る愛だ。生まれてきたこと、後悔して泣くくらいなら、さっさと手首でも切れよって話。そんな勇気もない。でも生きていたくないってわがまま、聴き入れられるのは自分だけなんだって、なんていい気分。