無責任
人の記憶は有限で大事なことから順に忘れていくらしい
やさしくされたいと思うのもやさしくしたいと思うのも、総じて自己満足
それでも、それを、すてきだねっていうきみは、ぼくじゃない誰かのために生きている
踏切の音が嫌いなのはぼくがまだこどもだったから
その向こう側にきみがいる
生きて
愛して
無責任でありたい
椿の葉が落ちて露になるみたいに、美しく死にたい
世界でいちばん大好きだよ。
恥じもせず、陳腐なセリフが言える、ぼくが、あなたのこえも、においも、あたたかさも、忘れていることだって、普通のことだと笑って許してくれる、つめたい地面の下で、
やさしくされたいと思うのもやさしくしたいと思うのも、総じて自己満足
それでも、それを、すてきだねっていうきみは、ぼくじゃない誰かのために生きている
踏切の音が嫌いなのはぼくがまだこどもだったから
その向こう側にきみがいる
生きて
愛して
無責任でありたい
椿の葉が落ちて露になるみたいに、美しく死にたい
世界でいちばん大好きだよ。
恥じもせず、陳腐なセリフが言える、ぼくが、あなたのこえも、においも、あたたかさも、忘れていることだって、普通のことだと笑って許してくれる、つめたい地面の下で、