ポエム
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孤独の夜
やさしさを言い訳にしたら楽になると思った。
わたしの嘘がこんな風に、
空気中を漂って、
あたりまえに人を傷つけて、
勝手に自分も悲しくなっている。
残高があれば使ってしまう。
でもそこに無駄なんてないんだって、
思いたいだけ。
愛じゃ家賃は払えない。
綺麗事を言えないきみが、
愛らしくて好きだよ。
情景を切り抜く、きみの眼を、
ガラス体の奥でずっと、見つめている。
19/01/15 20:15更新 / 暮月



談話室



■作者メッセージ
さむいよるは思い出す、すてきなことと、いやなこと。

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