冬の詠
眩しいほどの一面のしろに、
昔埋めたタイムカプセルの記憶が重なった。
気味の悪いくらいの高揚感と嫌悪、
もうこどもでは
居られなくなってしまった何よりの証拠だ。
きれいなものを嫌わずに心から、美しいと
思える大人はいないって、
寂しい事実だね。
あんなに好きで、あんなに酔っていたのに、
一瞬で覚めてしまう。
あたたかい、白と、透明になってしまったそれに
きみとやさしく沈んでいきたい。
昔埋めたタイムカプセルの記憶が重なった。
気味の悪いくらいの高揚感と嫌悪、
もうこどもでは
居られなくなってしまった何よりの証拠だ。
きれいなものを嫌わずに心から、美しいと
思える大人はいないって、
寂しい事実だね。
あんなに好きで、あんなに酔っていたのに、
一瞬で覚めてしまう。
あたたかい、白と、透明になってしまったそれに
きみとやさしく沈んでいきたい。