ポエム
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冬の詠
眩しいほどの一面のしろに、
昔埋めたタイムカプセルの記憶が重なった。
気味の悪いくらいの高揚感と嫌悪、
もうこどもでは
居られなくなってしまった何よりの証拠だ。
きれいなものを嫌わずに心から、美しいと
思える大人はいないって、
寂しい事実だね。
あんなに好きで、あんなに酔っていたのに、
一瞬で覚めてしまう。
あたたかい、白と、透明になってしまったそれに
きみとやさしく沈んでいきたい。
17/12/14 09:09更新 / 暮月



談話室



■作者メッセージ
さむいほうがすきって、きみが言っていたのを思い出す。冬は、距離が近くなって、少しきみの心に触れられるような気がする、やさしい季節。

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