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儚い呼吸をするように生まれ
泡のように消えるような世界になにをしんじられるの?

自己保身という保険を背負い
なんとなく「それなり」へ歩く
そのうちに何かを失っていくけどもう戻れないと知った

ドロドロと身を溶かす様な型を変えられないの
変わった瞬間、全てを周りに染め上げるのでしょう?

儚い呼吸をするように生まれ
泡のように消えるような世界になにをしんじられるの?

機嫌取りの微笑の皮
隠してる本物もいつかは同じツラ
いよいよ嘘か本当かもわからなくなったよ

もしもこの世に堕ちた理由があるのなら
この型から出れない恐怖に出会う理由があるなら
一体全体どういうことか説明してくれよ


儚い呼吸をするように生まれ
泡のように消えるような世界になにをしんじられるの?

20/01/07 00:23更新 / anmora



談話室



■作者メッセージ
はじめまして、甲殻類を食べるたびに無口になる私です
昔ノートの片隅に書いた詩をたまたま見つけたので投稿してみました
まだノウハウがわからないので少しずつ勉強したいな…と考えたりして、失礼します。

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