ポエム
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その少女は。
ある日のことでした。
小さくかよわい少女の家は、
火事で丸焦げに
なってしまいました。
肌が白く
風に揺れる髪は
絹にように美しい。
そんな少女は
まるでお人形のようでした。
少女は
悲しくも
寂しくも
嬉しくも
ありません。
ある日のことでした。
少女はある人たちにあって、
人間らしい感情を
取り戻しました。
声のなかった
少女は言います。
「素敵な声」
そして、少女は…
18/09/28 17:28更新 /
貴野 泪
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