ポエム
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これからの、僕のために
そして、5年が過ぎた時に、突然に、雲間から日が差すように、
天使が降りてきた、
23の大人になり切れない僕と、14の幼い彼女、出会った時は、妹のような、
二人でよく出かけた、ショッピングや遊びに、過ごす日々は、すべて彼女へ、
そして恋から愛え、そして7年、僕たちは、一緒になった、
でも、その年の春頃、何億分の、偶然の出会い、スーパーレジ前で、
かみさんを待つ僕を、じっと見ている人、目線を感じてそっちを見た、
君だよね、なんで見るんだ、
僕の見てる先にいるは、誰なのか分かってたよね、なのになんで、
じっと見るんだ、終わらせたのは君だよ、なぜ無視しない、落ちかけている、
かけらを、胸の中へ押し込まれたような気がした、神よ、貴方を恨みます、
消えないあの時の残像、重なるピリオドの時のじっと僕を見る君に、
そして、半世紀を迎えた今、蘇る思い、誰にも言えない、胸の欠片が痛む、
でも、耐えるしかないだろう、いつか霞んで、和らぐ日まで、消える日まで、
これからの、僕のために、
20/02/04 20:15更新 / kozashin



談話室



■作者メッセージ
恋は、いつも負い目のある方に、強く残る。

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