自供、告白
何をしても気分が晴れない
真面であるとは思えないが、狂う事も出来ずにいる
好きだったはずの曲も
好きだったはずの読書も
僕の心をわずかながら落ち着かせ、体を動かす事は出来ても
僕の気分が晴れやかになる事はないのだ
だから僕よ、書くしかないのだ
誰もいない部屋で、自分自身を書け
文字を打つその時だけ、僕は真に独りになり、
僕は僕自身に打ち込める
何を見ても笑えないか?
何をしても鬱屈が収まらないか?
何をしていても退屈が止まないか?
だから僕よ、書くしかないのだ
ただ一心に己の事を書け
きっと、自分が自分を助けてくれる
いつか僕は崖から這い上がれる
いつの間にか落ちてしまった崖から
僕は僕を書き続ける
その先に、何がなかろうとも