夏の夜、眠り
お眠りよ、もう、夜の帳が落ちた
夏の夜は短い
うとうとしてると、直ぐに終わってしまう
だから、ぐっすりと、ぐっすりと眠れ
街ではわずかな車の行き交いと
日がな灯り続ける街灯
君は一体どんな夢をみているだろうね
それとも、夢も見ないで寝ているのかね
丑三つ時はくらのくら、野外はまっくらくらのくら
僕も目を閉じる 彼も目を閉じる 彼女も目を閉じる
街は目を閉じる
幾らかの目を閉じれぬ人を残して、此処は静寂に包まれる
夜の帳が降りる頃、もうそろそろ、寝なければ
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