口笛
君はよく口笛を吹いた
お気に入りは君と僕
僕と君は気に入ってた
夕暮れ時に君が吹くあの曲は最高で
泪がポロリと零れそうで
ありもしない懐かしさがこみあげてきて
君はとても楽しそうに口笛を吹いた
僕はそれを聴きながらニコニコとしていた
切ない曲で、幸せな気分だった
もう何年もあってない
別に会えないわけじゃないけど
会いたいと思いながら
君も僕も 今日を過ごしてゆく
あれから口笛を練習してる
へたくそだけれどちょっと吹けるようになったんだ
夕暮れ時、君が通るかもしれない道を眺めながら
僕は今日も君と僕を練習してる
風が吹きつける 風も口笛を吹く
君は今何をしている?
僕の様に口笛を吹いていてくれたら
僕はとても嬉しい 僕は君の口笛が大好きだから