ポエム
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屋根の下の生活

傷だらけの体 隠しきれてないのに
何事もなかったかのような顔をして
彼は生きている
日々の生活に傷ついてゆき
ベッドに倒れこみ僅かな回復を見込む毎夜

癒えきらない体に無知を打ってまた傷つけて
冷めきった部屋から彼は今日も一日を始める
ずっと車に乗ってる気分
気分の悪いルート66
路上の生活に憧れることも有った
橋の下の生活に憧れることも有った
でも実際は
屋根の下、電車に揉まれる毎日

こんなはずじゃなかったのにって
一体どうなるつもりだったんだ?
憧れるだけ憧れて
一歩も動かなかったのは君だろ?
でも良いのかもしれない
僕等は傷ついているけれど
この傷だけで済んでいることは幸福なのかもしれない
僕は27歳でしにたかない
君はどうだい?
憧れるだけ憧れて
未だに走りだせずにいるのは僕も同じだ。
21/04/27 02:20更新 / kouya hijiri



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